外の世界は厳しい。
何年にも渡る引き篭もり生活を送る彼らは、それを知らないのだ。
1週間で死んでしまうのも頷ける。
セミの抜け殻は中国で古くから蝉蛻(せんたい。蝉退とも書く)という漢方薬として使われており、止痒、解熱作用などがあるとされる。
中国や東南アジア、アメリカ合衆国、沖縄などでセミを食べる習慣がある(昆虫食参照)。中国河南省では羽化直前に土中から出た幼虫を捕え、素揚げにして塩を振って食べる。山東省では、河南省と同様の方法の他、煮付け、揚げ物、炒め物などで食べる。雲南省のプーラン族は夕方に弱ったセミの成虫を拾い集め、ゆでて羽根を取り、蒸してからすりつぶして、セミ味噌を作って食用にする。このセミ味噌には腫れを抑える薬としての作用もあるという。
沖縄でのセミ食の習慣については、同県出身のお笑い芸人ダチョウ倶楽部のリーダー肥後克広が、子供の頃セミを焼いて食べたエピソードを紹介している。彼によれば翅と脚を除去し火で炙って食べる。特に腹腔が美味という。